ありのままの自分、自分らしさ
「アナと雪の女王」が一世を風靡し、第2弾が再び上映されます。映画の内容もさることながら、あの主題歌自体も大ブレイクしました。「ありのままの姿みせるのよ ありのままの自分になるの 私は自由よ」というフレーズは聞く人に心地よく、耳に残ります。それは、リズムの良さだけでなく、この歌詞の内容が心を打つからではないでしょうか。我々は、「ありのままの自分を抑え 隠し、抑圧され、縛られている」という思いを無意識の内に抱きながら過ごしているのかもしれません。中には、ありのままの姿や自分さえ見失い、つかめずにいる人さえいるようにも思います。けれども、今を生きている子どもたちは、まさにありのままの姿や自分をみせます。そして、自由に伸び伸びと生きようとしています。もちろん、社会で円滑に過ごすためのルールやマナーは必要ですが、「自分らしさ」こそが自分の幸福につながって行くのだと思います。子育ての中で、口や手をついつい出してしまい、自分の価値観や思い通りの枠に我が子をはめてしまいがちですが、立ち止まってじっくり我が子を見つめてください。その子らしさを認めてあげてください。そして、大人である親も子どもの頃の自分を思い起こしながら“ありのままの自分”「自分らしさ」に気づき、その自分を大事にしていきましょう。あなたにしかできない、あなただからこそできる、あなたならではの子育てをしていきましょう。