「ゲーム」から「絵本・本」へ

コロナウィルスによって外出が自粛され、家族が家で過ごす時間が増えています。それとともに、ゲームをする時間も増えているようです。

学校や園が休みになり、公園も野外にも出かけられなくなって、室内での遊びに限られるとどうしてもゲームに手が伸びてしまいます。「ゲームの時間をゼロにする」ということは難しいでしょう。

大事なことは、区切りをつけることです。

親子で話し合って決めた時間やルールの中で楽しむのであれば問題はありません。自分で自分を律することができているからです。

しかし、歯止めがつかずにゲームののめりこんでいる場合は、もう一度親子で考え直さなければなりません。親の一方的な押し付けではいけません。また元の木阿弥になってしまうからです。

写真提供 tomoka yamakita

このゆったりした時間であるからこそ、本を読みたいものです。

本好きな子はよいのですが、本に目もくれない子もいます。それは、幼児期からの本とのつき合い方によりますので、その反省に立ってまずは親が絵本を読み聞かせることから始めてください。

そして、毎日、本の時間を決めて親も自分の好きな本を読むとよいでしょう。また、親子で一緒に読んで、後で内容についてやり取りするのもよいですね。親子の対話に膨らみます。

今は図書館も利用できない状況ですから、本屋さんに一緒に出かけて子どもに選ばせ、お金を渡して自分で購入させてください。親から与えられた本とは違い、自分で買ったということは大きな意味があります。ただし、親の思う良い本、読ませたい本が、子どもにとって意欲を抱くものとは限りません。

もしも「こんな本?」と思っても、口に出してはダメ、本と接する入口と思って長い目でみましょう。

「いらない、ほしい本はない」という子には、漫画的なものでもかまいません。とにかく、その子のペースで本の世界につなげていくことが大切です。そして、図書館が利用できるようになれば、一緒に本の世界を広げていきましょう。

本とのつながりを深め、広げる機会になるよう願っています。