人と比べず、我が子を見つめる

個性を大事にしよう!一人ひとりを大事にしよう!という気持ちの一方で、他者と比べて我が子の優劣を感じて一喜一憂しがちです。
子育てや教育の場では、”普通””標準””平均”ということが重視され、我が子をそれと比べてしまう場面が多々あります。

金子みすずさんの詩の中の「みんなちがってみんないい」ということは頭の中では共感しているのですが、感情面からは他者と違ったり、遅れていると気になり、同じようになるように仕向けてしまいます。特に我が子が、発達障がいや育ちの遅れ、学習の遅れと言われる場合はいっそう気になって力を注いでしまいます。
しかし、誕生以来、どの子も確実に成長し、さまざまな能力が伸長し続けていきます。それぞれの歩み方やスピードが違うだけです。隣の子の歩み方やスピードに目をやるのではなく、我が子だけに目を向けてください。するとわずかな進歩や前進点に気づきます。他の子と比べていて、劣っているとやきもきしているとそんなわずかな進みは見逃してしまうでしょう。

スモールステップであっても着実に前を向いて進んでいく我が子を見つめ、認めて励ましてあげましょう。子どもの自信と意欲が高まるにつれ、そのテンポも早まっていくことでしょう。