家族の大切さ、人とのつながり 

~佐野有美さんのお話~

佐野有美さんのお話をお伝えします。有美さんは、『手足のないチアリーダー』も著されており、四肢欠損症という障害を受け止めて常にチャレンジ精神で前向きに歩み、自らの道を切り開いて来られました。もちろん、その間には挫折や絶望、苦悩や自暴自棄など幾多の苦難があったそうです。しかし、それを乗り越えることができたのは、母や父や姉、友や師の支えでした。笑うこともできなくなり、感謝する心のゆとりさえなくしたこともありましたが、今では感謝に満ち溢れた心で、常に笑顔いっぱいで過ごしています。子どもにとって一番嬉しいことは、お母さんやお父さんに褒められ、認めてもらうこと、いつも両親が笑顔でいてくれることです。子どものやる気や意欲を受け止めて支えてくれ、途中でくじけそうになった時に「最後まであきらめるな」「あなたはやればできる」と時に厳しく、時に優しく励まし、付き合ってくれたから今があると強く語られました。そして、3本の指でペンを持ち、大好きな言葉を色紙に書いてくれました。「ありがとう」「笑顔」「支え合い」「絆」です。この言葉はすべてつながっている言葉であり、これからも大事にしていきたいと締めくくられました。「ありがとう」の感謝の気持ちが、「笑顔」を生みます。笑顔を交わし合う人たちは、支え合うようになります。そして、そこには自然と「絆」が生まれるのです。そういう家族、仲間、人とのつながりを築いていきたいものです。