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北島信子
プロフィール

学生時代は小学校の授業研究と生活綴方教育を中心に研究してきました。小学校で授業の観察をさせていただき、子どもたちの生活のとらえ方やそれを学級で共有することの意味を考えてきました。実際に子ども主体の授業を見る中で、先生方の主体的な取り組みと、子どもたちのユニークさや鋭さを実感し、「良い授業」とは、先生と子どもが協働で創るものだと実感しました。

保育者養成大学に勤務してからは、さまざまな乳幼児の保育の様子を目にしてきました。その中で、子どもたちの生き生きとした姿を目にし、「良い授業(保育)」は、乳児から大学生まで同じであり、自ら意欲的に学ぼうとする姿勢だと感じました。「授業」というと、「教師が教えるもの」というイメージがあるかもしれませんが、先進的な教師たちも子どもたちが主体であるととらえています。教師や学校が、地域や家庭と子どもを中心に据えた協働的な関係をつくることが重要であるといえます。

ところで、私も子育て中の親でもあり、保育所や学校で、学校と地域との協働を続けてきました。そこでは、子どもが「教えられる」「保護される」だけの存在ではなく、大人も子どもも互いに他者から学び合う関係ができています。

クペリパートナーとして

保育者養成校の経験以外に、初等・中等教育の教員養成の授業担当もしてきました。乳児から高等教育、そして教師教育にも関心をもっております。協働で学びあえる場所の構築に尽力したいと思います。